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カスペルスキーがチューリヒに新拠点を設立

ロシアのサイバーセキュリティ企業、カスペルスキー社が、同社初のTransparecy Centerをチューリヒに開設しました。同施設開業以後、欧州内のユーザーから発信される疑わしいファイルはスイスで取り扱われることになります。

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Kaspersky Lab(本社:ロシア・モスクワ)は、2018年11月13日にチューリヒでTransparency Centerを開業し、「契約顧客は企業のコード、ソフトウェア更新情報、脅威検知ルールなどにアクセスすることができます。」と、同社のプレスリリースで発表しました。

同センターの立地としてスイス・チューリヒを選択したことにより、カスペルスキー社は「スイスは世界的にもデータプロセスや質の高いITインフラで定評を得ており、安全性の高いインターネットサービスを提供できる世界でも有数の場所です。」と、その安全性を再認識しています。同時に、スイス・グローバル・エンタープライズの(S-GE)の直接投資担当ディレクター、リブ・ミンダ―氏も、「カスペルスキー社によるチューリヒでのTransparency Center開業は、スイスが強固なサイバーセキュリティクラスターを含むイノベーションやテクノロジーの中心地として世界的な拠点となり得ることを示しています。」と、カスペルスキー社の進出を歓迎しています。

カスペルスキー社は、新センター設立と同時に、欧州内ユーザーから発信される全ての疑わしいなデータはチューリヒのデータセンターで取り扱うことを決定しました。これにより、同社のITインフラの「データ侵害やサプライチェーン攻撃のリスク」に対する反発性を高める努力をしています。他地域へのデータ移管も後に続き、ソフトウェアのアセンブリ機能もチューリヒへ移管される予定です。「我々のインフラの主要部分をスイスへ移管するのは、世界でも最も安全性が高い立地であることの証明です。」と、CEOのユージン・カスペルスキー氏はコメントしています。

サイバーセキュリティ拠点としてのスイスについての詳細は、ファクトシートをご参照ください。

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