今年で5回目となる「Best Countries Report」が発表されました。米国のUSニューズ&ワールドリポートがBAV Group(本社:米国・ニューヨーク州)およびペンシルベニア大学ウォートンスクール(米国・ペンシルバニア州)と共同で発表した同レポートは、経済的影響、教育の質、生活の質などの項目を用いて世界73ヶ国を調査しています。
企業にとって良好な環境
スイスが同ランキングで首位となったのは、初めてのことではありません。低い法人税や透明性の高い政治制度の項目で2位を獲得するなど、企業に対して友好的な環境を提供していることが高評価につながっています。起業に適した場所としても5位に入り、資本への容易なアクセス、世界の国々との良好なネットワーク、そして、高学歴の専門家の多さが理由と強調されています。
生活の質も世界トップレベル
また、スイスが提供する生活の質は群を抜いています。この分野においては、安全性、経済安定性、優れた教育制度や社会保障制度などで1位を獲得し、総合評価が世界7位の結果でした。
スイスの後にはカナダ、日本、ドイツが上位にランクインし、英国は世界6位、米国は世界7位の結果でした。