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世界経済フォーラム、再びダボスで

世界経済フォーラム (WEF) の年次総会が、1年ぶりに1月にグラウビュンデン州ダボスで開催されることが決まりました。直前までシンガポールでの開催が議論されていましたが、最終的にダボスでの開催が決定し、テーマは「協業と信頼回復」です。

世界経済フォーラムは再び1月にダボスでの開催へ。©World Economic Forum/Pascal Bitz
世界経済フォーラムは再び1月にダボスでの開催へ。©World Economic Forum/Pascal Bitz

世界経済フォーラムは、次回の年次総会は再びダボスで開催することを発表しました。当初は8月にシンガポールでの開催を検討していましたが、新型コロナウイルスの デルタ株出現のため、同地も候補から外れました。次回の総会では「協業と信頼回復」をテーマに、2022年1月17日から21日の5日間にわたり、世界中から経済界、政界、市民社会の第一線で活躍する人々が再びダボスカンファレンスセンターに集結します。

WEFによると、次回の総会は持続可能な復興の実現に向けたアジェンダを設定する世界最初のイベントとなります。資本主義の加速、インダストリー4.0の技術活用、統合的な未来の保護などが議論の中心になるとしています。さらに、気候変動への取り組みも議題に挙げられ、「世界のリーダーたちが団結し、必要とされるパートナーシップと政策を形成する重要な年」と位置付けています。

WEFの創設者で会長を務めるKlaus Schwab氏は、「コロナウイルス感染拡大は世界に大きな変化をもたらしました。不確実性と緊張感に満ちた世界では、個人的な対話がかつてないほど重要になっています。リーダーたちは協力して信頼関係を再構築し、世界的な協力を強化し、大胆且つ持続可能な解決策の制定に向けて取り組む義務を有しています」と、プレスリリースで述べています。

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