スイス事業投資セミナー　（ドイツ・デュッセルドルフ）

貿易が経済の柱の一つであるスイスにとって、在スイス外国企業は非常に重要な役割を果たしています。 現在、スイスには1万社を超える外国企業が拠点を構えています。 精密機械、ライフサイエンス、医療機器、情報通信、金融など幅広い産業の企業が、以下のような理由から、欧州での重要拠点としてスイスを選択しています。

• 人材 高い教育・スキルレベルをもつ豊富な高度人材
• 多様性 人口の1/4が外国人、公用語である独仏伊語およびビジネス上の公用語といえる英語
• 税制 法人・個人ともに有利な税制
• 国際関係 永世中立、EU・日本を含む約70か国とのFTA、約100か国との租税条約
• イノベーション 欧州最高の評価、優れた大学・研究機関、国際産学連携の促進

日本とスイスは、2014年に国交樹立150年の節目の年を迎えました。伝統的に友好関係を維持してきましたが、近年は日本企業によるスイス進出が増加しています。これら日本企業のスイスでの事業内容は、地域統括本社（JT、日産、カネボウ化粧品）や研究開発（メニコン、出光興産）など付加価値の高い事業が中心となっています。
今回のセミナーでは、スイスの全般的な経済や税制、投資環境だけでなく、国際産学連携など研究開発やスイスでのM&A、また、スイス・チューリヒに欧州事業統括拠点を持つカネボウ化粧品による日本企業の進出事例の講演を通して、事業拠点としてのスイスの魅力を幅広く紹介する機会となります。