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人間の自由度指数、スイスが首位

フレーザー研究所とケイトー研究所が、世界159か国を対象とした最新の人間の自由度指数(Human Freedom Index、HFI)を発表しました。スイスは昨年の首位国香港を抜き、世界で最も自由度の高い国と評価されました。

コンセプト画像 世界地図
スイスは世界で最も自由度が高い国です。 (画像: © Fraser Institute)

人間の自由度指数(Human Freedom Index)は、個人、社会、経済などの自由を含む幅広い基準に基づいて人間の自由度を示すものです。 フレーザー研究所は、人類の自由を強圧的な制限や束縛がなく、個人の尊厳が認められている状態として定義しています。 この指数では、経済的自由度と個人的自由度を比較する複数の指標を用いています。

一貫して高スコアを取得

過去2年間、特に経済的自由度が高いことにより、香港が世界で最も自由な国・地域として首位につけていましたが、 今年は評価対象となった159か国の中でスイスが首位に輝きました。この後に香港、ニュージーランド、オーストラリアが続いています。

数が大きいほど自由度が高いことを示す1から10の尺度に照らすと、スイスは個人的自由度において9.33、経済的自由度において8.44となり、2つを合わせた人間の自由度として8.89のスコアを獲得しました。

指数は以下に示す通りグループ分けされた79の指標に基づいて計算されています。 ここ数年間と比較しても、スイスは法による規則(上昇)および宗教(わずかに低下)を除くすべての領域で一貫した高スコアを記録しています。

個人的自由度

  • 法による規則(8.4)
  • 安全と危機管理(9.6)
  • 移動(10)
  • 宗教(8.6)
  • 組織、団体(10)
  • 表現、情報(9.7)
  • 人間関係、ジェンダー(10)

経済的自由度

  • 政府の規模(7.7)
  • 財産権(8.6)
  • 健全通貨(9.8)
  • 国際貿易の自由度(7.5)
  • 規制(8.6)

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