Droopleは、水管理のデジタル化を実現する革新的なIoTソリューションを提供するクリーンテクノロジー企業です。同社開発のAIを利用した「Water Intelligence Platform」は、衛生用品、水処理システム、電化製品を含む世界中の水関連資産をデジタル化する設計で、顧客が利用可能なデータにリアルタイムでアクセスできることで透明性をもたらし、水とエネルギー利用の最適化を可能にします。
Droopleは、民間投資家による150万スイスフランの資金調達ラウンドを完了したことを発表し、この投資により、世界3大陸で中東アフリカ、北米、アジア・パシフィック市場への継続的な進出拡大の加速を目指します。同資金はまた、スイス製品とソリューションの品質を維持しながら、需要の増加に対応に向けたサプライチェーンとオペレーション規模の拡大に役立てられます。また、企業の組織やプロセス、そしてガバナンスの統合にも貢献します。
さらに、Droople本社はヴォー州・モン＝シュル＝ロルからピュイドゥーに移転し、急速に成長する同社の運営を支える大規模オフィスの新設を予定しています。
水産業デジタル化におけるゲームチェンジャー
Droopleの創設者兼CEOのRamzi Bozerda氏は、「360億あまりの水資源のIoT管理の実現は、水産業のラストマイルに再革命をもたらすでしょう。そして、当社の "Droople Water Intelligence Platform" は、水産業のデジタル変革を促進するゲームチェンジャーとなることでしょう。Droopleでは、開発を始めたその日から、この技術による世界の水資源の持続可能な管理が、明日の循環経済の中核になることを確信しています」と、説明しています。
