2015年版では、優れた公共交通サービスや世界主要都市への移動が便利な国際空港の存在がありながら、低濃度の大気汚染を保っている点などが評価され、チューリヒが世界2位を獲得しました。ジュネーブも同様に8位にランクインしています。スイスの首都ベルンは前年度と変わらず13位という結果でした。
Mercerによる生活の質ランキングは、230都市を対象に39項目に渡って、企業から派遣されて海外で生活をする駐在員の視点での評価を行います。評価項目には政治、社会、経済、エコロジー環境などの分野での安全性や信用性、社会保障制度、教育制度、交通や公共サービスが含まれています。日本の都市は東京が国内トップで世界44位にランクインしています。
Mercer 生活の質ランキング2015年版 上位10都市
1位 ウィーン (オーストリア)
2位 チューリヒ (スイス)
3位 オークランド (ニュージーランド)
4位 ミュンヘン (ドイツ)
5位 バンクーバー (カナダ)
6位 デュッセルドルフ (ドイツ)
7位 フランクフルト (ドイツ)
8位 ジュネーブ (スイス)
9位 コペンハーゲン (デンマーク)
10位 シドニー (オーストラリア)