ニュース

世界初EV自動車運搬車両でゼロエミッション配送へ

チューリヒ州ヴィンタートゥールに拠点を構えるDesignwerk社は、ルツェルン州のGalliker社とドイツ企業Kässbohrer社との協業で、世界初のEV自動車運搬車両を製造しました。このプロジェクトで連携した企業は、物流業界においてもゼロエミッションを実現したいと考えています。

Designwerk社は、Galliker社およびKässbohrer社と共同で、EV自動車運搬車両を開発しました。©Designwerk
Designwerk社は、Galliker社およびKässbohrer社と共同で、EV自動車運搬車両を開発しました。©Designwerk

チューリヒ州ヴィンタートゥールに拠点を構えるDesignwerk社は、同社が持つEVトラックブランド「Futuricum」に新商用車として世界初のフルEV自動車運搬車両を追加しました。新車両は、物流に特化したGalliker Transport社(本社:ルツェルン州アルティスホーフェン) と、ドイツの自動車メーカー Kässbohrer社との共同開発で製造されました。

Designwerk Group創設者のTobias Wülser氏は、「この電気自動車の完成によって、私たちは明確な声明を出発表いたします。電気自動車は、今後はゼロエミッションで販売店に配送することが可能です。持続可能なモビリティの実現に貢献することは、自動車メーカーのみならず当社にとっても重要事項です」とプレスリリースでコメントしています。

Futuricumの自動車運搬車両は680馬力のシステム性能を備え、4台で総900kWhの容量モジュラーバッテリーを搭載し、1日の航続距離は約450kmを見込んでいます。

事業展開ハンドブック

事業拠点としてのスイスの優位点、スイスの投資環境、生産コスト、税制、インフラや新技術、ファイナンスや法務など、会社設立に必要な情報をまとめたハンドブック(全168ページ)を、ぜひご一読ください。

共有する